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100年杉の椅子

乃村工藝社「鈴木 恵千代氏」
加藤木材「加藤 政実氏」
2015.4
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乃村工藝社のクリエイティブ部門の長、鈴木 恵千代氏の一言「杉できれいな椅子が創れたら色々と素敵だよね?」
杉は軽く柔らかい針葉樹である。建材として利用される事が多く家具材としての利用はあまり見かけない。

特に椅子の場合強度に不安があるため、市場で見かけるものはゴツい板で構成したものが多い。
しかし、それでは意味がない。
せっかくの「軽い」という特性が活かせない。
細い線で構成出来たら、一般的な家具材で制作した椅子の1/2程度の重さで、
柔らかみ、温もりを感じる画期的な椅子になるのでは?から試行錯誤が始まる。

まず、杉材はフシや白太の多い建材ではなく、
100年かけてしっかり育てられた100年杉を使用する事となった。

日本を代表する杉の権威、加藤木材「加藤 政実氏が用意してくれた杉。
上質な油分が多く一般的な杉に比べ木材の「ねばり」がある。
断っておくがecoの観点など全くない。
あくまで新しい価値の創造にこだわった。
構造にRを用い、組み手はいつもより少し硬く。
など、様々な工夫を凝らしながら試作を重ね製作。

予想どおりの中々のものだが、まだまだ良くなる可能性と課題が見えた。
もう少し楽しめそうでワクワクしています。

現在は新マルビルにて展示中です。

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